以前の仕事について

最新号の週ジャンを読んでいたら、
暗殺教室でミヤマクワガタのホワイトアイが出てきました。

クワガタのアルビノ個体ときいて思い出すのが、
自分の連載デビュー作、『サイカチ』に登場する白眼力。

というわけで急に懐かしくなって、Kindle版の『サイカチ』
全巻ダウンロードして読んでみましたよ。
おっと、体のいい宣伝ではありませんぞ。



で、通して読んでみると、やっぱり面白いなあ。
なんでこれ打ち切られたんだろう‥と思ってしまう。
自分の絵が拙いせいは当然あるんでしょうけど。

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藤見泰高先生が原作の秋田書店での作品群、
『サイカチ』や『ベクター・ケースファイル』については、
謙遜でも何でもなく9割以上藤見先生のお力によるもので、
自分のキャリアに入ってるという意識はほとんどないです。

だからたまに「サイカチが好きだった」と言っていただくと、
ありがたいな~とは思いつつもどこか他人事のような、
不思議な感覚に見舞われることが多いです。



もちろん、作画はへたくそながらも必死にやってました。
何せ「絵を描くこと」が自分の仕事なんですから。

漫画家は自分を変えるよりも、今の自分を周りに
認めさせたい‥という思いが強い人種ですから、
この時期がなければ、今の絵柄でいいや‥と
自分で限界を決めて変化を止めていたかもしれません。



昆虫に関しては、もちろん子供の頃から大好きでしたが、
本職のライターでもある藤見先生にお会いしてからは
むしろ迂闊に好きとは言えなくなった感じでしょうか。

虫については(仕事の立場的にも)自分ごときが軽々に
語れることじゃないという意識に変わったというか。
そのぶん純粋に一読者として楽しんでいましたね。

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連載中は正直言って苦しいこともありましたけど、
振り返ってみれば幸せな仕事でした。

現在は週チャンやREDでの仕事はしておらず、
普段意識することも少なくなりましたが、
自分の奥の方に大切にしまってある経験です。



Twitterなどで最近自分を知っていただいた方も
いると思うので、少し振り返ってみました。

ちなみに今の自分の連載作品はこちらから↓

エブリスタ・『マジャン~畏村奇聞~』

あと、目下Kindleで『ベクター・ケースファイル』が
セール中らしいですよ~↓

Kindle版ベクター・ケースファイル

‥って、結局宣伝かよ!



それと、カクキチさんがやってくださっている応援サイトに
ノンクレジットの扉絵などを載せていただきました。
よろしければ覗いてみてくださいね。

マジャン~畏村奇聞~応援レビューサイト

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